3列シートミニバン「日産 セレナ」の快適装備を紹介

国産車

カイテキです。日産の人気ミニバン「セレナ」は、家族での移動を快適にする多彩な装備を備えています。3列シートを採用し、先進のドライバーサポート機能を搭載しています。今回は、セレナ e-4ORCE ハイウェイスターVの快適装備を詳しく紹介します。

3列シートで広々快適な車内空間

セレナは、3列シート(3RS)のミニバンであり、最大8名が乗車可能。広々とした室内は、家族やグループでのドライブに最適です。座席アレンジの自由度も高く、荷物を多く積む際にも便利です。3RSは跳ね上げ式です。出っ張りが少なく、良好です。

日産HPより

e-POWER＆e-4ORCEによる快適な走行性能

セレナには、e-POWERとe-4ORCEのハイブリッドシステムを搭載。電動駆動ならではのスムーズな加速と、4WDシステムe-4ORCEによる安定した走行性能で、乗員全員が快適なドライブを楽しめます。静粛性にも優れ、長時間の運転でも疲れにくいのが特長です。e-4ORCEは車酔いのしにくさにつながっているそうです。カイテキとしては性能の良いADASを利用すると車酔いしにくいと思っています。

プロパイロット（ナビリンク機能付）搭載

セレナは、高速道路での運転を楽にするプロパイロット(RCCとLAS)を搭載。さらにナビリンク機能により、道路情報に基づいて車速を自動で調整することが可能です。これにより、安全で快適な長距離ドライブが実現します。なお、セレナにはLUXIONというトップグレードがありますが、車両本体価格が約480万円、NissanConnect プロパイロットプラン+が約2万5千円/年となかなか高いです。

前席シートヒーター搭載

寒い季節に重宝する前席シートヒーター(FSH)が装備出来ます。これにより、冬のドライブも快適に過ごせますが、前席ベンチレーション機能(FSB)は非搭載のため、真夏の快適性にはやや欠ける部分もあります。

後席シートヒーター搭載

セレナは後部座席にも後席シートヒーター(2SH)を装備でき、全席の乗員が快適に過ごせます。家族や友人も寒さを感じることなくドライブを楽しめますが、こちらも後席ベンチレーション(2SB)は非搭載です。前席も後席もベンチレーションはありませんので、家族全員同じ環境でそれはそれで良いと思います。サンシェードは手動であってもあると良いですよね。

日産HPより

ミドルミニバンは快適装備が物足りない？

セレナは快適装備が充実しているものの、他の上級ミニバンと比較するとメモリー付きパワーシート(MPS)などが装備されておらず、やや物足りないと感じる方もいるかもしれません。カイテキにとってMPSは必須装備のため、残念ですが購入することはありません。しかし、セレナの価格帯やサイズ感を考慮すれば、十分にバランスの取れた装備内容です。パワーリアゲート(PRG)は装備ありませんが、デュアルバックドアは後ろが狭い駐車場でも便利ですね。

日産HPより

まとめ

セレナ e-4ORCE ハイウェイスターVの通知表です。他にも、インテリジェントアラウンドビューモニター(360)、オートブレーキホールド(ABH)、ステアリングヒーター(SH)、12.3インチカラーディスプレイ(FEM)、インテリジェントルームミラー(DRM)が装備できます。デュアルバックドアがあり、ガラスハッチのみ開閉することができます。カイテキとしては、必須装備のMPSが装備出来ないのでマイカーにすることはないですが、FSHと2SHが装備され魅力的な部分もあると思いました。
興味がある方は、ぜひ一度ディーラーで試乗して、その魅力を実感してみてください。

車名グレードメーカー360RCCLASABHSHFEMMPSDRMDTTFSHFSB2SH2SB3RSPRGPSRMSS
セレナe-4ORCE ハイウェイスターV日産〇〇〇〇〇〇✕〇✕〇✕〇✕〇✕✕✕

日産セレナ e-4ORCE ハイウェイスターVは、e-POWERとプロパイロットなどの先進技術を備えたファミリーミニバンです。シートヒーターやプロパイロットといった快適装備は充実しており、家族全員でのドライブを快適に楽しむことができます。しかし、上級ミニバンに見られるような装備が欠けている部分もあり、その点を気にされる方は注意が必要です。

興味がある方は、ぜひ一度ディーラーで試乗して、その魅力を実感してみてください。